サイベリアンについて

ここではサイベリアンを知らない方向けに、サイベリアンという猫の説明をしてみたいと思います。
まだつたない男親ですので、多くの知識はありません事はご容赦ください。

【2013年9月23日更新】

サイベリアンは、ここ十数年の間に日本国内に入ったといわれ、日本でもまだ珍しい部類の猫種です。
2012年、ロシアのプーチン大統領から秋田県知事へ送られたミール君で一躍有名になりましたが、
まだ獣医さんでも「初めて診る」という人が多いのが実情です。

我が家の愛ちゃん 【2012年8月5日撮影】
サイベリアンの愛ちゃん

俗称はシベリアン・フォレスト・キャット、直訳すればシベリアの森の猫となりますが、ロシアに昔から居る土着猫のようです。
詳しい情報は日本でも海外でも検索すればいろいろと出てきます。


【サイベリアンについての情報】

サイベリアンについての情報が詳しく記載されているサイトから紹介します。

■Wikipedia
まずはWikiでどういう猫か見てみましょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3

■Almaz
日本のサイベリアンブリーダーとして知らない人は居ないmimiさんのHP。
サイベリアンについては、まずはここから。
http://www.siberiancat.jp/

■サイベリアンオーナーさんのブログ
実際に日本で飼っている方のブログで、どんな暮らしをしているかを知る事が出来ます。

THE SIPRANOS
とっても可愛い2匹のサイベリアンのブログです。頻繁な更新&楽しいブログです。

僕、ごましお。
アメリカ出身のサイベリアン、ごましお君の里親さんのブログです。
海外では、ごましお君のような顔立ちのサイベリアンもよく見かけます。

■Animal Planet Cat101
http://animal.discovery.com/tv-shows/cats-101/videos/top-cat-breeds.htm

米国アニマルプラネットの番組を一部見る事が可能です。
下の方にスクロールするとサイベリアンの動画リンクがあります。
なおこの番組は日本のスカパーのAnimal Planetでも「ねこまにあ」として日本語訳でより詳しい情報(約7分)が解説されています。

■ねこまにあ その4
http://www.animal-planet.jp/episode/index.php?eid1=893245&eid2=000000

上の番組内容を簡単にまとめると

  • バレリーナでもあり、アメフトのラインバッカーのようでもある
  • 体は大きいが華麗にジャンプする
  • 9キロを超える事も珍しくなく、成長はゆっくりで成熟するまでに5年がかかると言われている
  • 大きくて憂いを帯びた瞳、わずかに上目遣い
  • 後ろ足が前足より長く、俊敏
  • 猫アレルゲンが少ないと言われており、猫アレルギーのある人でも飼えると紹介
    ( 個人差、個体差があってサイベリアンでも猫アレルギーが出る人もいるそうです)
  • とても丈夫、パワフル
  • 膝の上で甘えるタイプではない。飼い主と一緒に元気に遊ぶのが大好き
  • 季節の変わり目は沢山の毛が抜ける
  • 夏毛と冬毛で姿が変わるので、違う猫を2匹飼ってる感じがする
  • 穏和なので、子供のいる家庭でも安心

アメリカの番組で、かなり大ざっぱな解説ですが、大体において同じ事が世間でも言われています。
よく語られるお話として、ソビエト崩壊後の1990年頃、ロシアのブリーダーからアメリカへ数匹が渡り、日本には1990年代末に入っている事。認知度的にはまだ新しい猫種と言われています。

■その他動画など
アメリカの多数のサイベリアンの動画をYoutubeで見る事が出来ます。

siberian cat

で検索すると、アメリカを中心とした飼い主さん達がアップした動画を見る事が出来ます。
子猫たちを見たい場合は

siberian kitten

で検索すると沢山出てきます。

サイベリアンはまだ珍しい猫といえますが、日本人に好かれる猫と思います。
多分に犬っぽい性格があるようで、猫の愛らしさに犬のような活発さ、人間からのコミュニケーションへの受容力が備わっている、そんな気がします。


【サイベリアンの性格について】

猫種ごとの性格を自分のような素人が語るのは非常に困難です。
特に自然発生種といわれるサイベリアンは(血統を限定できず)、その多くは親の形質や性格によって変わると思います。
例えて言えば「日本猫の性格」を語るのが困難なのと同じなのかも知れません。
そして我が家が飼っているのは2匹の姉妹のみなので、我が家の子の性格がそのままサイベリアンの性格と誤解されてしまうのは危険と思い、ブログでは注意を払っています。

その中でもあえて、ウチの子の特徴や余所で言われている話をまとめてみると

  • 高潔な性格で賢い
  • 社交的で物怖じしない
  • 膝の上でじっとしていない
  • 人間相手のふみふみが好き(ウチの子だけかも知れませんが)

我が家のサイベリアンは社交的ながら自立心が強く、人間と対等の自意識を持ちます。
人間とは信頼関係で結ばれる、そんな感覚です。
そして内面は人の子と同じように繊細で豊か。
一度強い信頼関係を獲得すれば、なかなかその信頼を失う事はないと思いますが、
叱られたり無理強いされると、戸惑ったり悲しい表情をします。

病院に連れて行ったり、シャワーの音を聞いたりして不安になる時は、
ずっと話しかけていると落ち着きます。
怖くてもパニクらない勇敢さと、人の声を聞いていられる賢さを持っています。

我が家では飼い主の私たちをとても好いていて、横たわる私達にふみふみする事が最上の愛情表現です。
子猫そのものの表情で、無防備に私たちの胸元でおっぱいを吸うようにふみふみします。
親と同等に信頼してくれる事は、嬉しくもあり光栄な気分にもなります。

生後2年半が経過した今も日々成長し、自我の発達も続けるサイベリアン。
日本猫とは違う特質があるのは確かですが、日本人に好かれる猫と思います。


【サイベリアンの鳴き声について】

サイベリアンの特徴として長い毛や大柄な体格があげられますが、それ以上に特徴的なのが「ほとんど鳴かない」か「鳴いても小さな声」である事です。
ウチの子達も日頃にゃーんなどとは鳴かず、甘えたいときやご飯をねだる時に小さく鳴く程度。
人間に過剰に媚びないというのもあるかも知れませんが、サイベリアンが大人しい印象を与えるのは「鳴かない」事が多分にあるかと思います。

愛ちゃん子猫時代 【2010年7月撮影】

(上の動画は、お散歩に連れて行ってほしいとねだった時の鳴き声。日頃と比べてかなり鳴いています。)


【太い足と骨格】

ウチの子達が我が家に来て最初に驚いたのが、着地と足音でした。
ふつう、猫はどんな場所から着地するにしても、全身をクッションにしてしなやかに着地するものですが、ウチの子達は子猫だった頃から平然とドスンと着地します。ちょっとした高さなら四つ足で水平に着地してしまいます。
よほど足の骨格が丈夫でないと出来ない芸当。そして遊んで走り回る時も「スタタタ」ではなく「ドドドド」という足音。
アニマルプラネットでも解説されていましたが、丈夫な体の持ち主です。
後ろ足が長いのは確かで、ジャンプ力もすごい。もふもふとした猫が俊敏に高所へ飛び上がるのは見ていて圧巻です。


【給餌や飼い方】

日本でサイベリアンを飼うならまず完全室内飼いです。
日本での外飼いは事故や病気、熱中症のリスクが高まります。
寒冷地原産、ダブルコート、トリプルコートの長毛種であり、暑さには弱いのは確認済み。
一昨年の猛暑の際、エアコンが壊れた時には辛そうにしていますので、温暖化の進んだ日本の夏では熱中症予防のためにも、24時間エアコン稼働が理想と思います。

食餌については家で普通に飼うには市販のペットフードや生餌をあげていて十分と思いますが、出来るなら獣医さん推奨の塩分の少ないフードが理想です。
なおウチの子たちは水を沢山飲むので、給水はこまめに行っています。

トイレは毎日清潔にしておき、長い毛が汚れないようにしてあげます。脚指の間から長い指毛が生えていますので、砂の中に古い糞を残さぬ配慮が必要です。

ブラッシングは出来るだけ毎日、さぼってしまうと毛玉を呑み込んで毛玉症や便秘の元となり、それだけでなく部屋中を綿のような猫毛が舞い出す事になります。
服についた猫毛処理についてはこちらを参照ください。ウチの子達の毛はエチケットブラシが最も良く取れます。


【運動】

我が家は2頭飼いなので2匹で走り回ったりけんかしたりして運動していますが、1頭飼いの場合は飼い主が遊び相手になって運動をさせた方が良いでしょう。
活動的な子をじっとさせていたら、身体的にも精神的にもストレスとなると思います。
また、脚力が強いので、高低差のあるキャットタワーは必須と考えてあげてください。
最上部は人間の背以上の高さがあると理想です。


【シャワーについて】

サイベリアンは水を怖がらないとも言われていますが、これは個体差や後天的な経験によって左右される面も大きいと思います。
水を怖がらなくても、シャワーの音が嫌いな子は多いものです。
我が家ではシャワーをする時、シャワーヘッドを外して「シャー」という音を出さずにお湯をかけるようにしています。
ずっと話しかけていれば、シャワー中もとても良い子でいてくれます。


【コミュニケーションについて】

ウチの子達に限って言えば、今まで幾度と飼った猫と比較して、とても音に敏感で人の話し声にも良く反応します。
体を撫でられるのは好きですが、実は人に話しかけられているのが一番好きなようで、お話ししているだけでゴロゴロと言い出すことも少なくありません。
人の声を通して、人の感情や気持ちをしっかりと受け止めている、そんな感じです。


【入手方法について】

サイベリアンがペットショップで売られる事は滅多になく、ブリーダーさんからの手渡しが基本となります。
そしてこれについては下のコメント欄にも書いてありますが、ペットショップで探す事はあまりお勧めできません。
人にとって理想的な賢さを持つ子が、幼いうちに親と離され過酷なストレスの場で暮らす事。
それがどんな心の傷を生み、その後の性格形成に尾をひくかも考えておいた方が良いでしょう。


このブログは自分用の記録として、飾り気無く猫たちの成長の記録を綴っています。
自分は男性ですので、男性視点で書いていますから、サイベリアンの可愛さが十分に伝わらないかも知れません。
その点、ご容赦いただけますと幸いです。

太郎丸


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コメント

初めまして!
サイベリアンって とても可愛いですね!
実は、うちの猫・・・サイベリアンにそっくりなんです。写真からして瓜二つ!
きっとサイベリアンです。
野良猫だったので血統種まで分からなかったのですが毛並みから洋物だと思っていました。
猫図鑑で調べて驚いています。
だって・・・結構珍しい猫のようなのに野良猫だったんですよ!

年齢は5歳より上かもしれません。
毛玉症のせいか食欲をなくし獣医で診てもらった時に高齢かもって言われたんです。
見た目は2歳くらいと思っていました。
食後によく吐きます^^;
性格はおとなしいです。

とても可愛いです。
長生きしてくれればいいなぁ~

投稿: まみこ | 2011年2月16日 (水) 21時58分

まみこさん、こんにちは。

野良ちゃんを迎え入れてあげたんですね。
とても幸せな猫ちゃんですね~。

我が家の先代猫も、生後半年くらいの捨て猫だったのを
迎え入れました。
血統がわからないのは当然ですが、実はその
先代猫も図鑑で見たサイベリアンにそっくりでした。
http://siberians.cocolog-nifty.com/blog/mycats.html

その後11年半にわたり一緒に暮らしましたが、
本当に素敵な時間を過ごす事が出来ました。

まみこさんの猫ちゃんは高齢というお話ですが、
外生活が長い猫の寿命は短くなりがちなので、
日頃から健康の管理が大切になるかと思います

長毛猫の毛玉症は仕方ない面もあるので、
食餌に気をつけたり、まめにブラッシングしてあげます。
もしストレスで沢山グルーミングする子の場合は、
ストレスを減らしてあげると、毛を呑む機会も減ります。

食後に良く吐く場合は、場合により子猫用のフードを食べさせて
あげると良い場合もあります。
毛玉吐きで消化器が弱ったりして吐く場合もあるので、そういう場合、
弱った消化器でも補給出来る子猫用を適宜与えると良いみたいです。

猫ちゃんには飼い主さんの気持ちが届きますから、
まみこさんの猫ちゃんも、元気に長生きしてくれるといいですね。

投稿: 太郎丸 | 2011年2月17日 (木) 00時53分

楽しく読ませて頂きました。
今年の6月に3ヶ月くらいの赤毛の雑種を拾ったのですが、似ている猫種を探していて辿り着きました。
動画の鳴き声や胸毛のかんじ、水が平気なところ、お散歩好きなども似ています♪。
(恐縮ですがブログURL付けてみました、よかったら覗いてみて下さい。)
いまは色も相まってキツネのようなかんじですが、今後は愛ちゃん夢ちゃんのようにふさふさしてくれたら良いな、と楽しみです。
また覗きにきますね。

投稿: ベル | 2011年10月 4日 (火) 21時41分

>ベルさん

コメントありがとうございます。
そちらのブログ、拝見させて貰いました。

マロン君、可愛いですね~。
脚も太いですし、将来が楽しみな感じです。
ウチも男の子欲しいので、ちょっとうらやましいです。
宜しければまた見に来てくださいね!

投稿: 太郎丸 | 2011年10月 8日 (土) 00時12分

初めまして。

8月に22年間一緒に暮らして来た愛猫が天に召され、しばし喪に服して・・・と、考えていたのですが、ペットロスシンドロームにかかりはじめまして、新しい家族を迎えようと思っていたところにサイベリアンと言う種を知りました。

が、調べれば調べる程、日本国内での入手が困難であり、皆さん海外から直輸入されていると言う現実に直面しております。

何か良いアドバイスを頂けたら幸いです。

投稿: アメモドキ | 2011年10月 9日 (日) 14時47分

>アメモドキさん

初めまして。
長年暮らしていた家族を失うのは、本当に辛い事と思います。
私たち夫婦自身が本当に辛かったので、お気持ちは十分にわかります。

ただ、これはサイベリアンに限った事ではありませんが、
「子猫」を譲り受けるのであれば、出来るだけブリーダーさんからの手渡しをお勧めします。

どんな猫にも個性があって、何があっても動じない子や、逆に賢くて繊細な子もいます。
我が家の猫は後者で、幼い頃に母猫と引き離されてペットショップに入った事が、
内面や性格に少なからぬ影響を受けていると思っています。

庇護者である母猫と幼くして別れた経験、ペットショップで人間にベタベタ触られた経験は、
子猫の心に大きな傷を与え、それは当初、人間である私たちを拒絶する事で発露しました。
それを理解した私たちは、愛情をあふれるように注ぎ、信頼を獲得していきました。
しかし心を開いた後は、今度は私たちの愛情を失う事を恐れるようにもなっています。

とても賢くて、人間の情緒のわかる子。
先日、私が風邪をひいて寝ていた時は、心配そうに私を見つめ、ほっぺたを嘗めてくれました。
こういう子こそ、人にとって最良な家族と思いますが、
でも、幼いころの心の傷はいつも心に陰を落としています。
私たちは腰を据えて何年もかけて癒すつもりですが、
万人にはお勧め出来ない事は確かです。


次に海外からの輸入ですが、
空輸や検疫中のストレスを、自我も確立していない繊細な子猫がどれだけ耐えられるか。
物音に極度に怯えたり、人を怖がったりする子になってしまう恐れもあります。

繰り返しますが、人に愛されるような賢さを持つ子ほど、
幼いうちに受けた環境の変化やストレスは、取り返しのつかない傷となる事もあり得ます。
全てではありませんが、そういう確率が高くなる、という事は考慮された方が良いかと思います。

選択肢としては、やはり国内のブリーダーさんとコンタクトを取り、
何年も待つつもりで順番を待つほか無いと思います。
ブリーダーさん側も、相手の真剣度を測る意味もあって、
待っている間も定期的なコンタクトをくれる人のみ回す可能性もあるかも知れません。
自己紹介や家族構成、猫飼い歴など、ブリーダーさんに信頼してもらえる情報も
定期的に添えた方が良いかとも思います。


そしてもし待てないのであれば、
サイベリアンにこだわらず、他の猫種も検討してみては如何かとも思います。
性格については、サイベリアンはこのブログも含めて、様々な事が語られていますが、
当然ながら猫それぞれに個性があります。
我が家の夢ちゃんはサイベリアンであっても、どちらかといえば日本猫に似たマイペース型です。
優しい性格なので、万人に好かれるのは夢ちゃんタイプと思いますが、それがサイベリアンぽいか
どうかは判りません。

どんな猫種でもそうですが、過剰な期待をしすぎると、落とし穴が待っているかも知れません。
一番相性が良さそうな子を探す努力は、どんな猫でも、どんな出会い方でも重要と思います。


今、どこのお店なら売っているか、という情報は、申し訳ありませんが私も知りません。
流通があまりにも少ないので、滅多にお店には入って来ないのだと思います。

ご質問にはお役に立てなかったかも知れませんが、
喪に服す間、私たちは毎日毎日、数え切れないほどの後悔を繰り返しました。
でも、それは今の子達との生活に生かされています。
長年暮らした子のペットロスは本当に辛いですが、この先の十数年を考えれば、
焦らずに、じっくり最良のパートナーを探す方が良いのでは、と思います。

投稿: 太郎丸 | 2011年10月 9日 (日) 21時37分

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